こんにちは、モジャ先生です。
高校野球に限らず全ての野球人必見です。
肩を強くするトレーニング3選を紹介します。
こんな方におすすめです。
- 強い、速い球を投げれるようになりたい
- 大リーガーが毎日やってるトレーニング法を知りたい
- 強豪校が実践しているトレーニング法を知りたい
- 2022年現在、最新のトレーニング法を知りたい
この記事を読めば、肩を強くするためにやるべきトレーニングがわかります。
試合で発揮できる肩の強さを手に入れたい人は、この記事を読んだ上で、早速今日から実践してもらうのがおすすめです。
じゃあ行くよ、よろしく。
肩を強くするトレーニング3選
今回紹介するのは、「強く速い球を投げれるようになる方法」である。
ポイントは次の3つ。
- 肩甲骨の可動域
- 背筋力
- リリースの強さ
簡単にいうと、「①より大きく回して、②より大きなパワーを、③より強くボールに伝える」こと。
それが今より強く、速いボールを投げるために必要なことである。この①〜③を高めるために、野球界ではさまざまな研究が行われてきた。ここでは、日本人大リーガーも実践している最先端のトレーニングを紹介する。
モーションロープ 〜肩甲骨の可動域を広げる〜
肩の強さは、肩甲骨の可動域の広さが深く関わる。これは多くの実験により、すでに科学的に証明されている。
肩甲骨とは、肩の後ろにある骨。ここが柔らかいということは、肩が大きく回せるということ。肩が小さくしか回らない人より、大きく回る人の方が、強く速い球を投げることができる。
肩を強くするためには、肩甲骨の可動域を広げることが必須だ。
この肩甲骨の可動域を広げるトレーニングとしておすすめなのが、
このミズノの「モーションロープ」を使ったトレーニングだ。
モーションロープは、一言で言うと「しなる棒」である。
今までも棒を用いた肩甲骨のストレッチはあった。しかし、このモーションロープが優れているのはその柔らかさ、しなりである。このしなりが絶妙で、しなり過ぎず、かた過ぎない。これがストレッチ効果を高めてくれる。
実際の運動は以下の動画をみてほしい。両手で持ち、背中を通す方法。
ぐるっと回転させながら、後ろを通す方法。
10分で効果が体感できる。ぜひ試してほしい。
花咲徳栄式!ハンマートレーニング
次に、背筋力である。遠くへ飛ばす力の源であり、バッティングでも要になる力。体の根幹のパワーだ。
一般の成人男性の平均が145kg、松井秀喜が240kg、松坂大輔が260kgだと言われている。ちなみに室伏は389kg、ゴリラは400kgである。室伏、ほぼゴリラ。
この背筋を鍛えることが、野球でも全てのパワーの向上になる。肩を強くするだけでなく、全てのパワーに通じる力だ。
今回はそのゴリ、、室伏が考えたトレーニング。ハンマートレーニングである。
高校野球では2017年、埼玉県勢初の全国制覇を果たした花咲徳栄や、機動破壊の健大高崎などが導入した。プロでは、オリックスの吉田正尚がこのトレーニングを取り入れている。
タイヤをハンマーで叩く。風呂を炊くための薪割りと似ている。
中学生以下だと、結構きつい。メディシンボールがおすすめ。
メディシンボールを振りかぶって思い切り地面に叩きつけるのも、同様の効果が得られる。
背筋と腹筋のバランスも大事。腹筋のトレーニングもサボらずに。
ただ根幹は背筋力。肩の強さの根幹。
マエケン直伝!指ダンベル
最後は、たくわえたエネルギーをボールに伝える力。
体の中で、ボールに接している唯一の場所、指を鍛えるトレーニングである。いくら体の力が強くても、指の力がないと、体の力をうまくボールに伝えられない。
そこで、日本人大リーガー前田健太が16年間続けてきたと言うトレーニングを紹介する。これは絶対、速い球が投げられるようになるとおすすめできるトレーニングだ。
この動画を見てほしい。ダンベルを指で持ち、離してつかむを高速で繰り返す。ボールにかかる指の力を鍛える。
これはきつそう。だけど、効果は絶大。
毎日続けることが大事。継続することで、マエケンのような糸を引くストレートを投げれるようになる。大抵の人は「こんなの意味あるのか」と言って、途中でやめてしまう。続けることでしか、効果は得られないのに。
今日から実践してみよう。
まとめ〜
以上3選のトレーニングを毎日続ける。それだけで確実に肩は強くなる。
肩が強くなればプレーの幅は格段に広がる。今までアウトにできないと思っていた走者をアウトにできる。それが自信になり、より積極的にアウトを狙いに行ったプレーができる。
チームで取り組めば、取れるアウトが格段に増える。それはそのまま、チームの勝利につながる。
野球のレベルが上がるにつれ、肩と足で勝敗が分かれる。強豪校のスカウトは、この2ポイントを見る。
ぜひこの最先端のトレーニングに取り組んでみてほしい。
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